ohitoritabiのブログ

話す相手がいないので、話したいことを話す代わりにダラダラ書いてます。

読書

暑いので、図書館へ。


最近のお気に入りは


角田光代さん。



これまで一度も読んだことがなかったけれど、


図書館でなんとなん目についた


「何も持たず存在するということ」


というタイトルに惹かれて読んだ。



肩の荷が、スッとおりた。



書かれたのが、

今の私と同じくらいの年齢。


「等身大の切なく、おかしな心の記録」


って案内文がよくわかる。



ちょっと羨ましい人生。



でも、それって、

才能があるから羨ましいはもちろんだけど、


ずっと、真っ直ぐに生きてこられたんだなっていう羨ましさの方が大きい。



で、ふっと思う。


才能のある無しはどうしようもないけど、


真っ直ぐに生きることなら、


自分の努力で出来るかもしれないな。



なんて。



少なくとも、

著者は

子供の頃からずっと真っ直ぐに生きて来て、


その結果が、


今の豊かな人間関係や情緒や自信につながっているんだなって感想。




今の世の中、普通の人間には

結構これもキツイか。



とにかく、

今の私には良い本でした。